~柏木学園高校生徒たちの一日~


5月27日授業紹介【3年生 生物】

豚の目の解剖で“見る”しくみを探る!

本日、3年生の生物の授業で「感覚器官」の学習の一環として、豚の目の解剖を実施しました。豚の目は人間の目と構造がよく似ており、視覚の仕組みを理解するうえでとてもよい教材です。教科書や図で見てきた眼球の構造を、実際に自分の手を使って観察することで、立体的なイメージを持つことができました。

◆ 解剖で観察した主な構

角膜(かくまく)
虹彩(こうさい)と瞳孔
水晶体(すいしょうたい)
ガラス体(がらすたい)
網膜(もうまく)
視神経(ししんけい)

生徒たちは最初こそ緊張気味でしたが、いざ解剖が始まると皆真剣な表情に。班ごとに協力しながら解剖を進め、構造を一つひとつ丁寧に確認していきました。生徒からは「豚の目可愛い」「水晶体すごいきれい」「目って意外と硬い」などの感想が聞こえ、興味津々で解剖をしていました。

◆ 学びを「体感」することの意味

今回の解剖は、単なる知識の習得にとどまらず、生き物の体の精巧さや生命の神秘にも触れる貴重な体験となりました。実際に見て、触れて、感じることで、学びが一層深まったことと思います。

今後も、こうした「体験型の学び」を通して、生徒たちの興味と理解を引き出していければと思います。